ポケットに財布をしまう人へ革を綺麗にエイジングするコツ教えます。

  • 2019年4月13日
  • 2019年4月18日
  • コラム
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染料系で仕上げた革財布を使ってるけれど、ポケットに入れて使うからどうしても色が均一にならないという悩みをもつ方は多いでしょう。

本来であれば財布は鞄やジャケットのポケットに入れて使う方が均一にエイジングできるのですが、ポケットも取り出しやすくて便利なのは間違いない。今回はポケットに革財布を使う方ができるだけ綺麗にエイジングを表現するためのコツを紹介します。

エイジングのムラは局所へのダメージが原因

エイジングするときに接触するものや摩擦の受ける場所が同じところに集まってしまうと、どうしても色むらになってしまします。

 

お尻に入れると特に、汗をすって色が変色しやすいです。入れる向きを意識して変えて全体的にエイジングを進めるようにしましょう。

ただ裏表や上下左右を開店させていてもいつも同じ側のポケットに入れていると取り出す時の手が限定されてしまい、結果として色むらを作ってしまいます。是非ポケットの左右がある場合には午前中は右、午後は左など大体半々になるような工夫をすると良いです。

 

型崩れは入れすぎが原因

財布を綺麗にエイジングさせるためには、形をしっかりと崩さずに使うことも大切です。

ゆがんでしまったお財布はいびつな色ムラを作りやすいので、できるだけ購入時の形をとどめられるようにするのが肝心です。

小銭やカードを入れすぎていませんか?

小銭やカードで財布が膨らんでいると、当然革にストレスがかかり伸びたりシワがよってしまったりと形が崩れてしまいます。

特に小銭は金属なので、革よりも硬く力がかかった時に変形するのは確実に財布側。どうしても小銭が増える方は専用の小銭入れを購入して2個持ちにするか、自宅や職場に小銭をストックしておく貯金箱を準備しておくとよいでしょう。

また、財布の中にカード類が多い方も減らすよう心がけてください。カードのポケットには1つにつき1枚を上限としましょう。複数枚入れてしまう方も良く見かけますが、一度伸びた革は元に戻りません。大切に使いましょう。

傷んでいる箇所は早めに修理

革に味が出てくる前に壊れてしまってはいけません。

ステッチ切れやコバの剥離などは致命傷になりかねませんので見つけたら早めにプロの修理屋さんに任せましょう。

 

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