私の現在のお気に入りの財布を紹介します。
すでに5年ほど使用しているGANZOのシンブライドルシリーズのラウンドファスナーの革財布です。
元々国産の財布が好きでいろいろ使っていたのですが、今はコバの部分が深い赤で美しく見える財布は普段使いに重宝しています。
GANZOのBRIDLEシリーズの特長
GANZOのブライドル（BRIDLE）シリーズに使われているブライドルレザーは、イギリスのJ&E セジュイック社製。非常に丁寧になめされており、手に触れた時のしっくり感があります。表の革にはブライドルレザー、内側にはオイルを含んだショルダーヌメ革を合わせて作られており表情豊か。
良質な皮革を原料にしているので使い込むほどに味が出るというブライドルレザーならではの楽しみ方ができますね。中途半端な素材のものを使うと、味が出る前に劣化というかヘナヘナになってしまうので財布は一定以上の素材を使っていることが分かるお店から購入するのが良い。
ブライドルレザーの革は使い始めこそロウによってマットな風合いになっているが、徐々に摩擦によって艶が出てきます。
染色された革ではあるが、しっかりエージングを楽しむこともデキるのが特長ですね。
使い勝手が良すぎる
ラウンドファスナー長財布はジップが硬すぎると、開けるのに手間がありますし、ゆる過ぎても安っぽさが出てしまいますが、GANZOのファスナーはちょうど良い。上質な革小物だからこそ、こういう小さなところにもこだわって欲しいというニーズをしっかりと押さえてくれています。
また、財布も大きく開くのでお札も小銭もカード類もすごく取り出しやすいです。視認性が高いというのはポイントでしょう。
5年間普段使いしても経たらない革
通常使いとして会社へ行く時や、休日にお買い物に行く時などで使用しているお財布なのですが、普通のお手入れだけでも全然ヘタらない。
コーナーの縫製やコバの出来もよいので全く傷んでいないんですよね。使い方がある程度丁寧というのもあると思いますがそれでも優秀でしょう。
ファスナーも何千回と開け閉めを繰り返しているのに新品可のような見た目でしょう。ファスナーの部分が少し盛り上がっているデザインも可愛いですよね。
金属と革、無機物と有機物の融合を感じられるのもラウンドジップファスナーの長財布のいいところ。
内部のヌメ皮は徐々に色づいてきました。私はクレジットカードを主に支払いに使っているので、カードの取り出し口と小銭入れのジップの取ってから色が濃くなっていってます。
使い方でそれぞれに色付きが違うのも、自分専用という感じがして愛着が強くなります。丁寧に手入れをすれば十年以上使えるものですからね、まだしばらくこの子はエイジングを楽しみたいと思います。
少し擦れているのはメインファスナーの持ち手部分。改めて写真を撮影してこの部分はお手入れしてなかったなぁと。
それでも革がガサガサになることもなく潤いを保っているのは、なめしの技術力のおかげでしょう。
本気の革財布を購入したいと思っている方にとって、GANZOのシンブライドルはちょうど良いお財布になります。ラウンドジップタイプも機能と収納力のメリットがあり、すこしガサツな私でもうまく使うことができました。
