幅広い世代に人気で、知名度も抜群のGANZO(ガンゾ)。革製の財布を購入する際に、検討したことがある人も多いのではないでしょうか?奥が深い革製品は、見た目と値段だけで決めてはもったいないですよ。今回はGANZOの革製長財布の魅力について語っていきたいと思います。
GANZOとは
GANZOは、革製品の製造卸売業者であるAJIOKAが、1999年に創立したオリジナルブランドです。鞄や財布を始め、キーケースや名刺入れなど、多種の革製品を取り扱っています。
創業100年を超える老舗のAJIOKAは、ジバンシーやカルバン・クライン、クロエなど有名海外ブランドとブランドライセンス契約を結んできた実績があります。そのAJIOKAが手掛けるGANZOだけに品質と技術は折り紙付き。直営店以外にも、全国の大手百貨店で欠かせない存在となっています。
GANZOをオススメする
GANZOの購入をおすすめする人を3つあげるとしたら
- 幅広い年代に好まれる財布を選びたい
- 国産でコストパフォーマンスの高い革財布が欲しい
- シンプルで高級感を感じさせる本物志向の方
海外からも注目度の高い日本の革製品ブランドにおいて、国内でも中心的な存在なのがGANZO。使われている革の質はもちろん、その技術は国内最高峰ともいえます。
見えない部分も一つ一つ丁寧に仕上げられており、使い手のことを考え、擦り減りやすい角は最初から斜めにカットし、擦り減りにくくなっています。革製品の切断面であるコバの仕上げ方も美しく、高い評価を受けているのです。
また、これだけの品質と技術でありながら、手に届きやすい価格も魅力の一つです。
海外の高級ブランドのように高いブランド価格が乗せられていないのも、国産のメーカーの良さですよね。このバランスの良さは、特定の年代に収まらず幅広い年齢層にオススメ。社会人になりたての若い世代から、高級感と品質の良さを求める30~50代、使い勝手の良さと落ち着いたデザインを重視する60代以降など、どの世代にも飽きがこず、長く使っていける財布ブランドになります。
GANZOで革製長財布を選ぶなら
GANZOではいろんな種類の革を扱っており、長財布だけでも革の違いから複数のシリーズがあります。そのなかで選ぶべきオススメのシリーズと、どのような方に特にオススメなのかを書いていきたいと思います。
コードバン
GANZOと言えば、一番にオススメしたいのがコードバンを使用したシリーズ。コードバンとは革のダイヤモンドと称されるほど硬質で、とても輝きのある革と言われています。GANZOでは外側に水染めのコードバンを使用し、耐久性に優れ、光沢のある仕上がりとなっています。また、内側は牛ヌメ革を使用しマットな雰囲気の為、よりコードバンの輝きが際立ちます。とてもバランスが良いこのシリーズは、年代に関係なくオススメのシリーズです。
シェルコードバン2
次にオススメしたいのがシェルコードバン2シリーズです。シェルコードバンとは、世界最高峰と称されるタンナー(なめし革業者)である、ホーウィン社が手掛けるコードバンのことを指します。一般的なコードバンと比べ、シェルコードバンはオイルをたっぷり含ませて作っており、柔らかい質感と購入したときからの強い光沢を楽しめます。
このシリーズは外側にも内側にもシェルコードバンを使用し、長財布全面に贅沢に使われ非常に高級感のある作りとなっています。コードバン以上の希少価値は、他の人とは少し差をつけたい、より高級感のある革財布を持ちたいという人にオススメですよ。
シンブライドル
GANZOのシンブライドルシリーズは、外側にはブライドルレザー、内側にはショルダーヌメを使用。ブライドルはロウを染み込ませて作られている為、最初は白く浮き上がっていますが、使い込むうちにロウが取れていき、光沢と艶が現れます。ロウは最初のうちは服などに付きやすいため、特に鞄などに入れて使用する長財布がオススメです。
コードバンと比べると水にも比較的強いので、革製品に慣れていない人にオススメのシリーズです。さらに外側も内側も経年変化が楽しめるのも魅力。革を育てていく楽しみがありますね。
まとめ
今回は、GANZOの革製長財布の魅力について語ってきました。長く使える上質な革財布はなかなか買い替える機会もないので、できれば少し奮発して「これ!」という逸品を買いたいですね。