皆さんは最近和服を着ましたか?
仕事で着る人もいれば習い事などで着る人、一般の人は行事でもないとなかなか着る機会もないかもしれません。しかし最近では観光地などで着物を着て歩く男性の姿も見受けられますよね。ハードルの高い和服ですが、なかには日本古来の伝統衣類として和服を重んじ、普段着として楽しむ方も増えています。
せっかく和服を着るなら、身に着けるアイテムにもこだわりたいもの。そこで今回は、和服に合うメンズ革財布の選び方について書いていきたいと思います。
和服の時の財布選びでポイントとなることは?
和服に合うデザイン
和服屋さんに行けば専用の財布もありますが、何も和服専用の財布である必要はありません。専用の財布でなくても和服に合うデザインの財布はたくさんありますよ。最近はカジュアルに和服を着こなす人も多いので、革財布ももちろん選択肢として取り入れたいですよね。
汗に強いということ
和服を着ているとどうしても汗をかきやすいですよね。革財布は基本的に汗に弱い物が多いのも事実。財布選びは慎重にならないといけません。たとえばアウトドア用の財布であれば防水加工もしてあり、安心して使うことはできます。しかし、和服を着ているのに財布はアウトドア用品なんてちょっと興ざめ。せっかくなら汗に強い革財布を選んでみましょう。色落ちしないように鮮やかな色物を避けることも重要ですよ。
薄くて軽量な財布選び
たもと落としなどの小物を持ち、そこに入れるというのも一つの手です。しかし、袂(たもと)に財布を入れる場合は、なるべく薄くて軽量な財布である必要があります。重い財布は着物が着崩れる原因にもなってしまうのです。そうなってはシルエットが美しくなく、着物にも負担がかかってしまいます。
オススメの和服に合わせたい革財布
それではデザイン、汗などの強さ、重さなどを踏まえて、和服に合わせたいオススメの革財布をいくつかご紹介していきたいと思います。
二宮五郎商店/スティックインカードウォレット
風琴マチ技法で高度な技術を誇る二宮五郎商店からオススメしたいのは、スティックインカードウォレットです。網代編みとなっており、和服にも非常に合わせやすいデザインです。網代編みの為、汗などで濡れても革に遊びがあり耐久性にも優れています。また、厚さ2.3㎜、重さ162gと薄くて軽量なので袂に入れる方にはオススメの財布ですよ。
LE‘SAC(レザック)/エレファントラウンドジップ長財布
エキゾチックレザーのみを扱っているレザック。代表的なスモールクロコのポロサスを使用した商品の他、特にオススメしたいのが象革を使用したエレファントラウンドジップ長財布です。汚れが付きにくく、撥水性にも優れた工夫がされています。一般的なラウンドジップよりも大きめなので、スマートフォンを入れることも可能。小さめのクラッチバッグとして使うのがオススメですよ。
VARGO(ヴァーゴ)/REAL WOOD ICHIロングウォレット
木を薄くスライスしたウッドシートとナチュラルレザーを組み合わせて作られた、大変珍しい財布です。こちらは2種類の木を市松模様に編み込んでおり、和服に抜群に合うデザイン。柔軟性のあるウッドシートはとても高度な技術による賜物です。しかしあまり汗には強くないので、ファッションの一部として持つのがオススメ。デザイン性が高いので、ぜひ手に持って出かけてみてください。
最後に
和服に合わせる革財布は、洋服に合わせるものと比べて気を使ってしまいますよね。いくら汗に強い革財布を選んでも、完全防水などでなければお手入れは必須。使った後はなるべく早めに柔らかい布などで拭き、中身を出して風通しの良いところで休ませることが大事です。今回ご紹介した財布は、どれもクリームなどで普段から革自体を手入れする必要はありません。あまり難しく考えず、気軽に革財布を取りこんで和服ライフを楽しんでくださいね。